不妊症のチェックをしよう!夫と一緒に仲良く「妊活」できたらいいね

不妊症。

この言葉、なんかすごくストレートですよね。わたしは「二人目不妊」ですけど、それでも「妊娠しないかもしれない」そういう感じが少し辛いです。

でも、私たち本当に「不妊症」って意味わかってるのかな?と思って。
第一、いつ、どうなったら「不妊」なの? 
そして今の自分は不妊症なの?

まして、夫、男性としては「うちも〝二人目不妊〟ってやつっぽいよね」なんて言うと、微妙に嫌な顔をされます。不妊症は〝病気〟って感じが強くてイヤ。やはり「妊活」のほうが、言葉のニュアンスだけですけど、受け止める側としては気が楽な感じがします。

念のため調べてみましたが、医学的な不妊症の定義は以下の通りです。

不妊症とは→心身の健康に問題がなく、避妊をしない夫婦関係が定期的にあるのに2年以上妊娠しない

でも。これだけでは、私か夫か、あるいは両方に何か不妊の問題があるのかはわかりません。単純にタイミングが悪いのか。年齢と共に妊娠する確率が下がっているのか。それとも治療が必要な不妊症なのか。病院へ行って検査をするのはためらうけど、「私って不妊症の可能性あり?」と悩んでいる人も多いはずです。

そこで、私がやってみたのが、不妊症を自分で出来るチェックシートです。

不妊症チェック項目・女性編と男性編

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▼女性の不妊症チェック

□生理が規則的ではない
□年齢が35歳以上
□かなりひどい冷え性
排卵期の時期でないのに「おりもの」の量が多い
□生理痛がひどくて薬を飲まずにはいられない
□肥満、あるいは極度に痩せている
□性交痛がある
□婦人科系の病気にかかっている、かかった事がある

不妊症のチェック項目を見ると、愕然としませんか。
だって、正直誰でも「ひとつかふたつ」は、あてはまりそうなんですよ。でも、それぞれ理由はあるんですね。

さて、ここで私の「妊活学習」の結果を皆さんと共有したいと思います。

要するに、不妊症のチェックリストって「不妊症の特徴」なんですよ。例えば、生理不順。これ、あてはまる女性も多いでしょう。普通はそれだけで不妊の原因とは断定できません。でも、生理がくるのが不定期な場合には、ホルモンバランスの乱れとか、場合によっては排卵がきちんと機能していない事が多い。生理痛だってそうです。生理痛は、これまた誰にでもありますが、子宮内膜症などが原因で「辛い症状」を起こしている場合もある。下腹部の痛みも同じです。

あてはまるチェック項目が多かったら、ちょっと不妊症について真剣に考えてみてもいいのかも、と思います。

▼男性の不妊症チェック

□男性機能がうまくいかない
□ヒゲをはじめ体毛が薄い
□喫煙者である
□ストレスが激しい
□男性器に何らかの痛み、違和感、異常がある
□成人になってから数日間の高熱を出したことがある

男性の不妊症チェックは、かなり直接的だなーという印象です。まぁハッキリ言えば

「できない」

ってコトですね。これが一番多いし、大きい。そういう言い方って、男性を傷つけるのかもしれません。でも、ブログだから正直に言っちゃう。ストレスが激しい、だから、要するに(起つものも、たたない)という、とてもわかりやすい結果になる。実はとてもナイーブな問題なのかもしれません。ヒゲが薄いというのも個人差はあるわけですが、こちらも「男性ホルモン」の問題ですね。

不妊症の原因が夫、男性にある場合は話し合いも複雑になりがちです。
子どもが出来ない理由というのは、どこかで「相手のせい」にしたくなる。好きな人だから、夫のせい、というより「あなたの家系、血筋のせい」みたいな話になるんですよね。これは逆もそう。

ひとり目不妊が長い女性は、半数以上「夫の身内」から「子どもが出来ないのはあなたの方の問題では」と遠回しに言われた経験があるのではないでしょうか。

あれ、かなり傷つきます。だから、夫婦間でも不妊については

「ふたりのライフスタイルについて」

と前向きなタイトルで考えた方がいいと思います。

不妊の問題について話し合おう」

ではなくて

「子どもがいる生活がいいなと思うけど、あなたは?」

問題ではなく、ふたりの将来設計として話し合う姿勢がうまくいくコツかなーと思います。私もこの事については、何度か夫と「売り言葉に買い言葉」でケンカになった経験あるんですよ・・・。なんでそれほど「二人目にこだわるんだ」とか、「オレに産婦人科行って検査受けろって言うのか」とか。

不毛な喧嘩なんですよね。

ところで、私にはLINEやってる「ベビ待ち仲間」2人がいるんです。
もともと別のブログで育児日記やっていて、「でもなかなか、二人目できないな?」とつぶやいていたら、そこでコメントをくれて知り合ったマキママとmeeちゃんです。

この間、3人でLINEしながら、つくづくと

「夫(男性)と不妊について話し合う」

って難しいという話になりました。赤ちゃんが出来ない理由は、女性にだけあるとは限りません。だけど、夫に「ベビーがなかなか出来ないのは、もしかしたら、あなたにも問題あるのかも」と話すのは勇気がいります。この日も、meeちゃんが、

「赤ちゃん欲しいから、タバコはやめて欲しい」

それから

「この日、という時を教えているのに、わざと飲んで遅く帰ってくる事があるけど、あなたは子どもが欲しくないの?」

って旦那様につい言ってしまったらしい。そこから大げんかになったらしく、だいぶ落ち込んでました。

「あるある!」と思ったのと同時に、第三者の立場で話を聞いているとね、すごくわかる。男性にとっては、不妊症かもと思われるのって「男として役立たず」みたいにひどく悪い方向へ考える人も多いらしい。それに「今日よ、今日のタイミングなの!」と子作りを指示されると、途端に「その気がなくなる」「なんか、そーいうもんじゃないと思う」そう考える男性もいます。特に最初のうちはいいけど、それが何度も続くとmeeちゃんちみたいに

「オレは子作りマシンじゃないッ」

とそんなつもりではないケンカにまで発展しちゃうんですよね。


そうではなくて、女性としては「妊活しようよ、一緒に努力してくれない?」という位のスタートラインなんだけど、「妊活ってなんだよ? オレのせいで子どもが出来ないって言いたいわけ?」ってなっちゃう。

森三中の大島さん、妊活でも話題になりましたよね。
2回の流産を経験して、それから仕事を「妊活休業」。無事にご出産されました。夫で放送作家の鈴木おさむさんは、奥さんの「妊活」に非常に理解があって、うらやましいなと当時思いました。でも実際には、なかなかそこまで考えられる男性は少ないような気がします。

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妊活は時間がかかる事が多いでしょう。
最初のうちは、「そうだね、赤ちゃん欲しいから一緒に頑張ろう」みたいな雰囲気です。でもそのうち「いい加減にしてくれ」と怒鳴られたりする経験、するかもしれません。

あからさまに相手を問いつめたり、追い詰めたりしない方がいいですよ。
私は「ルナママ」をなにげにリビングのわかりやすい場所においてます。自分が飲み忘れないためでもあるけど、さりげなく「私なりに妊活してるんだよ」アピール(笑)

親の背を見て育つ、ではありませんが、私の行動を見て感じて欲しいから。できれば、男性の方から「不妊について学ぼう」という前向きな意識を自ら持って欲しいんです。

「私が一生懸命〝妊活〟やってるのに、あなたは無関心じゃない!」

ケンカしたら、それこそ「できるもんも出来なくなる」かもしれないから。優しい気持ちでいきたい。でも、meeちゃんがつい焦って夫と大げんかになったように、妊娠にはある程度のタイムリミットもあるから、苦しい所です。

でも、皆さん。
苦しいのは、あなたひとりではないです。同じような気持ちで、イライラしたり、悲しくなったりしている妊活ママはたくさんいます。このブログも、妊活学習を皆さんとシェアするために始めました。でもそれ以上に、

「あなただけじゃない」
「私も同じ」

人には言いづらい不妊の気持ち、せめてこのブログで一緒に共有できると嬉しいです。